不動産投資は誰に相談する?効率よく相談相手を選ぶときのポイント
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不動産投資を検討している方の中には、「不動産投資について誰に相談したらいいかを知りたい」「不動産投資についての相談相手を選ぶポイントを知りたい」など、自身が抱えている不安や疑問について誰かに相談したいと思っている方は多いだろう。不動産投資は多額の資金が必要なケースが多い投資方法のため、失敗したくないと慎重になるためだ。

では、誰に相談するのがいいのだろうか?この記事では、不動産投資に関する相談相手を選ぶポイントやどのような相談先があるのか、詳しく解説していく。

不動産投資の相談相手を選ぶときのポイント

不動産投資の相談相手を選ぶときに重視するべきポイントは主に以下の3つだ。

  • 相談したい内容を明確にする
  • 自分の相談内容に合わせて相談先を選ぶ
  • 業界歴が長く実績がある相談相手を選ぶ

それぞれについて説明していこう。

相談したい内容を明確にする

最も重要なのが「何について悩んでいて、何を聞きたいか」を明確にすることだ。相談したい内容が明確でないと、相談しても悩みは解決できない。相談した相手も、相談者が何に悩んでいるのか分からないと適切な助言ができないだろう。

では、悩みが明確でない場合はどうやって悩みを明確にすればいいのだろう?

まずは、気になっていることや疑問をすべて紙に書き出すことだ。紙に書き出すことで質問したい内容をより具体的にイメージできる。

例えば、不動産投資をこれから始めようと考えているなら、投資目的を書き出してほしい。投資によって安定した収入が得たいのか、大きく稼ぎたいのかなど、自身がなぜ不動産投資を始めたいかによって相談する内容が変わってくる。

また、年齢や年収、預貯金額など自分の属性を相手に伝えることで、どういった不動産投資が向いているかなど、より的確な助言をしてもらえる可能性が高い。

自分の相談内容に合わせて相談先を選ぶ

相談すべき内容が明確になったなら、相談内容に合わせて相談先を選ぶ。相談する相手が適切でないと正しい助言をしてもらえないためだ。

例えば、不動産投資における税金に関して質問がある場合は、税理士に相談するのが良いだろう。もちろん収益不動産を扱う不動産会社などからも簡単な助言を受けることはできるが、他の投資なども絡んだ場合は、税理士に相談することによってより正確な助言をもらえる可能性が高まる。

業界歴が長く、実績がある相談相手を選ぶ

業界歴が長く、実績があるということは、信頼性があると言えるだろう。そのため、不動産投資歴や不動産投資に関する相談が得意な相手を見つけることが重要になる。

例えば、実績がない不動産業者の場合、相談した際にリスクなどを説明せずに自身の成績や会社の儲けしか考えていない営業マンも少なくない。こういった営業マンに相談してしまうと不誠実な対応を取られてしまい、相談者の不利益になる可能性も否定できなくなる。

一方、実績のある相手なら相談内容に対する回答だけでなく、実際の事例などより具体的な内容を教えてくれる可能性がある。今まで知らなかったこと、新たな知識を吸収することにもつながるだろう。

不動産投資について相談できる相談先

不動産投資の相談先として挙げられるのは主に以下の5つだ。

  • 不動産業者
  • ファイナンシャルプランナー
  • 不動産投資経験者
  • 税理士
  • 銀行などの金融機関

それぞれについて説明していこう。

不動産業者

不動産業者は不動産投資を始めることを決めたら、最初に浮かんでくる相談相手だろう。物件の選び方から購入後の運用まで、不動産投資に関わるさまざまなことについて相談することができる。

なお、不動産業者にはそれぞれ得意とする取り扱い物件があり、区分マンション・一棟物件などの物件タイプで得意分野が分かれていたり、さらに新築物件・中古物件などで得意分野が分かれていたりするので、関心がある投資タイプに合った会社に相談することが重要となる。

しかし、初心者の中には、どのような物件が良いか、自分に合った投資タイプが分からない方も多くいる。その場合は複数の会社に相談してみることによって、効率よく情報収集することができる。また、不動産業者が物件を売りたいだけなのか、それとも自分のために提案をしてくれているのかなどの判断もできるので、面倒がらずいろいろと相談してみるといいだろう。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、金融や税制、保険、年金制度などお金に関する専門家として相談に乗ってくれる。相談するメリットは“利害関係がない第三者”であることだ。そのため、自身の経済状況や資産状況などに対して最適なプランを提案してくれる。

ただし、ファイナンシャルプランナーは金融商品全般を専門とする人が多く、不動産投資のプロではないため、場合によって適切なアドバイスをもらえない可能性がある。したがって、ファイナンシャルプランナーには、ポートフォリオの作り方など投資全般について相談するのが良いだろう。

不動産投資経験者

不動産投資経験者も相談先の1つと言える。実際に不動産投資を行っているため、実体験に基づいた助言をしてもらえるためだ。不動産投資は事前にリスクを把握することができるとはいえ、実際にやってみて気づくこともたくさんある。その場合は、経験者の話は非常に参考になる。

ただし、投資家ごとに資産状況や経済状況も違うため、相談した相手の実体験が自身に必ずしも当てはまるわけではないことは覚えておく必要がある。そのため、相談相手を選ぶときは、自身が興味のある投資物件を所有していたり、自身の資産状況と似ていたり、より自身に近い立場の相手を選ぶことが重要となる。

税理士

税金に関する質問は税金の専門家である税理士に相談したい。特にビジネスパーソンが不動産投資を始めた場合は、確定申告などの経験がないことから、実際に困っている方も多いのではないだろうか。

また、収益物件を個人で所有すべきか、法人で所有すべきかなど、自身だけではなかなか判断できないこともあるので、税理士などプロの話は参考になるはずだ。しかし、税理士にも得意と不得意の分野がある。より正確なアドバイスをもらうには、不動産に詳しい税理士を選ぶことが重要だ。

銀行などの金融機関

銀行などの金融機関は融資に関する相談をするのに最適な相談先と言える。資産家でもない限り不動産の購入と融資は不可分の関係と言える。購入したい物件が決まったとしても融資を受けることができなければ計画は頓挫してしまう。物件を探し始める前に金融機関を味方につけることが非常に重要と言える。相談する金融機関は付き合いのある金融機関がある場合を除いて収益不動産のローンを積極的に行っている金融機関を選ぶと良いだろう。

セカンドオピニオンなど複数の人に相談することが重要

不動産業者だけではなく第三者の視点から客観的に助言できる相談先など、セカンドオピニオンとして複数の相談先に相談することが重要だ。

それぞれの相談先にはそれぞれの立場があるため、アドバイスが偏ってしまうこともある。よって1社のみならず、複数の違う立場の方に相談することで、悩みに対してさまざまな方向から助言をしてもらえるだろう。

まとめ

不動産投資について相談する場合は不動産業者だけでなく、相談する内容によって相談先を選択することが重要になる。複数の方に相談することで客観的な視点から意見を得ることができるので、悩みに対して複数の視点からアプローチすることができる。そうすることで、自身が納得できる形で不動産投資を行うことが可能だ。不動産投資の相談先で悩まれている方は、ぜひこの記事を参考にしてほしい。

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