敏腕投資家が高級品という理由以外に「お金を出す基準」とは?
(画像=lorabarra/stock.adobe.com)

買い物をするとき「資産になるもの」「資産にならないもの」という視点を持ったことがあるだろうか。敏腕投資家は、常に資産価値の有無を意識し、特に価格が高いのに資産にならない買い物は避けようとしている傾向だ。本稿では、具体的に「資産になるもの」とはどんなものかについて解説していく。

お金を使う、使わないの基準は資産価値

人間が生きていくうえでは、買い物をすることは避けられない。しかし例えばあるものを買うときに、片方には資産価値があるがもう片方にはほとんど資産価値がない場合、敏腕投資家は迷わず前者を選ぶケースが多い。具体的な例を挙げて説明しよう。例えば「腕時計」を購入する場合は、以下のような選択肢が2つある。

  • 職人が手がけた高級腕時計ブランドのロレックスを購入する
  • 価格が安めの量産品を購入する

敏腕投資家の多くがロレックスを購入するだろう。個人によって異なるがロレックス自体に資産価値があることを理由にしている人もいるはずだ。一般的に商品は、購入後に価値が下がっていくが、高い資産価値がある商品は、購入後も価値があまり下がらなかったり逆に価値が向上したりするケースもある。ロレックスが良い例だ。

低価格の大量生産している腕時計の場合、購入した瞬間に価値が下がり売却しても二束三文になってしまうことが多い。そのため資産価値はほとんどないといえる。

資産価値が「高まりやすいor残りやすいもの」とは?

先ほどロレックスの例を紹介したが、敏腕投資家が資産価値のあるものを選ぶのは、投資の意味もある。なぜなら購入したときよりも売却したときの価格が上回れば最終的に利益が手元に残るからだ。仮に購入額を下回る価格で売却することになってもさほど問題ではない。例えば100万円で購入したものを1年間使用し98万円で売却した場合、たった2万円で1年間使用できたことになる。

そのためお得感を享受できる人もいるだろう。ここでは、資産価値が高まりやすいものや資産価値が残りやすいものには、どのようなものがあるのかについて具体的に挙げていこう。

高級腕時計の資産価値に影響するポイント

ロレックスのほか、スイスの高級腕時計メーカーのパテックフィリップやオーデマピゲなども資産価値が高い腕時計だ。またどのメーカーかだけではなく何年に製造されたどのモデルかも重要になってくる。なぜなら高級腕時計の買取相場全体では、大きな値崩れは起きていないが、モデルごとの買取相場は日々変化しているからだ。

そのため高級腕時計を投資として購入する場合は、事前に買取相場がどのように推移しているのかもチェックするようにしたい。

価値が下がりにくい自動車の特徴

基本的に自動車は購入した瞬間に価値が大きく下がる。そのため購入後1日も乗っていない場合でも買取店に持っていけば購入価格よりも低い金額が提示されるだろう。しかし、高級スポーツカーなどは、「希少性」が高いことから資産価値が下がりにくいものもある。また米EV(電気自動車)メーカーのテスラ(Tesla)の車両も売却する際にあまり価値が下がらない傾向だ。

不動産を高値で売却しやすいセオリーとは

不動産を「住むため」に購入するとしても、いつかその不動産を売却するとき高値で売れることに越したことはない。そのため購入する物件を選ぶ際には「住みやすさ」だけでなく「資産的にどうか」という視点も持っておくことが必要だ。では、資産価値が下がりにくい物件かどうかをどのように見極めれば良いだろうか。

基本的に「当該物件を買いたいという人が将来も多いかどうか」について考えるのがセオリーだ。人気のエリアにある物件や駅チカの物件は、時期を問わず高い人気が維持されやすい。また現在人気のエリアではなくても都市開発によって将来的に人気が高まる可能性が大きい場合は、そのエリアにある物件の購入を検討する価値は十分にある。

鑑賞用の美術品でも売却益が狙えるものを

美術品も資産価値があるものと資産価値がほとんどないものに分かれる。オークションで売買されるような作者の作品であれば購入した金額の数倍、数十倍、数百倍で売却できる可能性も期待できるだろう。鑑賞用に美術品を購入するとしても投資に興味ある場合は、売却益が狙える作品から選んでみることも選択肢の一つだ。

ちなみに投資用にもなる美術品は、オークションや画廊・ギャラリー、百貨店の外商販売などで手に入れることができる。近年は、売買価格の情報もインターネットで探しやすくなったため、興味がある人は詳しく調べてみてはいかがだろうか。

リセールバリューに着目して判断しよう

一度購入したものを売却する際の価値のことをリセールバリューと呼ぶ。敏腕投資家に見習って、リセールバリューが高くなることを意識して、将来的に資産になるものを選んでみてはいかがだろうか。

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